RREP
Regional Revitalization Education Program
兵庫県立大学 地域創生リーダー教育プログラム
2018年度生
(プロジェクトは2019年に西脇市で実施)
玉井柚帆さん(看護学部)
私は、RREPを通して、自分や周りの状況を把握して自分が出来ることを考えて行動する力が身に付いたと思います。RREPでは他学部のメンバーとチームを組み、学生主体で企画を考え実践しました。それぞれの学部で講義時間や内容が違うため、各学部のスケジュールを考慮して予定を組み、役割分担をする必要がありました。例えば、看護学部の実習の都合で現地に行きにくい私は、会計と現地に行かなくてもできる関係機関との連絡・調整などを中心にプロジェクトの実施に貢献しました。このように、自分が出来ることと出来ないことの区別をつけ役割分担する等、他学部のメンバーと活動するからこその困難とそれに対する対応策を考えることができました。
湯浅梨香さん(環境人間学部)
RREPでは、人と協働する力がついたと思います。印象的だったのは、企画の広報のため地域創生に力を入れるラジオ番組に出演した時に、放送内容について「どのように行ったら、より企画の本気度が伝わるか」を県職員の方と真剣に話し合ったことです。県職員の方にいただいた「兵庫県には魅力的なまちがたくさんありますから、もっと皆さんに知ってもらいたいですね」という言葉は特に心に強く残っています。地域愛溢れる方々に1年間通して企画にご協力いただいたことで私自身の地域観が大きく育ち、兵庫県がより一層好きになりました。企画を行って1年以上たちますが、西脇市住民の方々や県職員の方々とは現在も連絡を取り合い、仲良くさせていただいています。
松本泰樹さん(工学部)
RREPでは、課題解決のプロセスが経験できました。一般的に言われている地域課題はいくつかありますが、その地域の実情と照らし合わせてみて、解決すべき課題を見極める必要があります。私も西脇市で活動した時には、移住・定住をテーマを元に地域の方々へのインタビューやチーム内での議論を繰り返し、大学進学等で地元を離れる学生に着目したインターンシップを実施しました。企画立案、企業との交渉、広報や企画の実行までチーム主体で取り組めたことは普段の学生生活では体験できることではなく、この経験は自分の主専攻での学びを深め、就職活動においての自信につながりました。
吉村謙太郎さん(経営学部)
主専攻である経営学を単なる学問としてではなく、フィールドで実践するために、RREPに参加しました。知識を蓄えるだけでなく地域の方々との対話やプロジェクトの実施に向けて会議をすることが増え、経営学以外の他学部の観点から物事を考える経験ができました。2年生では西脇市の物産展を企画・実施しました。厳しい言葉をいただきながらも企画考案、事業主との交渉、仕入から販売まで学生生活では味わうことのできないイベント運営全てを経験できたことは、非常に貴重な時間だったと思います。RREPでは、地域の方々との交流だけでなく学生が自ら考え企画提案・実践を行うことができます。少しでも興味を持った方は是非参加してみてください!