RREP
Regional Revitalization Education Program
兵庫県立大学 地域創生リーダー教育プログラム
ワンダーリングたつの
小学生が地域の商店へのインタビューを通して古き良き心のつながりを再発見し、住民の世代間交流を促すイベントを3月25日(木)に実施しました。このイベントは、参加児童12名が城下町にある9店舗に取材を行い、得た情報をもとに作成した新聞を町の掲示板などに掲載することで、情報発信を行うとともに、住民の横・縦のつながりが広がることを目的としました。参加者及び店舗ともに高評価を得ることができ、地域の方から継続した活動につなげたいとの要望が出されました。
外への魅力発信
たつの城下町の魅力っ心を目的として、地域プロジェクト演習で活動する全6班の活動をInstagramで発信すると同時に、城下町オンラインマップを作成しました。城下町オンラインマップとして、街の穴場や魅力的な写真(人や場所)をレイヤーに分けて掲載したgoogleマイマップを作成しました。オンライン上でのアンケートは、十分な回答数は得られず課題は残りましたが、今後の情報発信法についての知見を得ることができました。
サムライコード・ガイドブック作成
城下町への移住希望者の悩みや不安を取り除く手伝いをすることを目的として、たつの城下町に残る暮らしの習慣などに注目したサムライコード・ガイドブックの作成に取り組みました。城下町への移住者に移住のきっかけや生活に関する情報、移住希望者に伝えたいこと、サムライコードなどの生活上のルールについての聞き取り調査を実施しました。まだ作成途中であり、2021年度の完成を目指しています。
よってっ亭
暮らしやすい町にするためにあったらいい店は何か?というテーマで、学生たちが実験的に出店し、アンケート調査を実施しました。お店で世代間交流ができるよう、地域の高齢者から子どもまでをターゲットとして駄菓子屋+総菜屋として出店する企画とし、3月25日のイベントでは60食の総菜を完売、駄菓子の売上を9,540円あげました。地域の総菜の需要調査や時間帯別売上状況などから今後の宣伝方法などの工夫が必要であることがわかりました。
しゃべりぐ
住民の世代間交流を促すきっかけ・空間づくりの基礎調査を行うために、たつの市の四季をイメージして選定されたkamosu teaを販売するカフェスペースをクラテラスにて出店しました。また、交流のための話題づくりとして地域のふれあいマップを作成し、交流の場に関するアンケート調査を実施しました。イベント当日は50杯のお茶を販売し、聞き取りによるアンケート結果では、クラテラスはリピーターが多いこともわかり、住民に愛される場所になる可能性が示唆されました。
末廣 show you!
たつのの醤油を使った料理を広めること、城下町内にある醤油蔵を基盤としたコミュニティを再形成することを目的として、末廣醤油(株)の燻製醤油等を使ったメニューおよびオリジナル商品を販売し、モニタリング調査を実施しました。クラテラスの既存メニューであるおぼろ豆腐に3種の醤油のうち1種を選んでもらってふるまい、学生考案オリジナル醤油ラスク(3種)を提供し、好評を得ました。このプレイベントの結果をもって、2021年度に単体でのイベント実施も検討しています。